2500年も前の話が今も観客に受ける理由 - 50代のおばはんアンテナ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2500年も前の話が今も観客に受ける理由

hera-146932_640.png

こんにちは。バナミです♪

100分de名著「オイディプス王」、先週に引き続き引きこまれています。

起・承・転・結は今では当たり前になっていますが、この古代ギリシャの頃に、まさにオイディプス王の物語に使われている展開方法だというのですから、驚きです。

計算されつくされている展開なんですね。

さて、あらすじです。


【起】民を救うため、オイディプス王はこの国に巣食う汚れの正体を明かすと誓った。(前回はここまで)

【承】盲目の預言者テイレシアスを呼び寄せたが、彼は語らなかった。
そのことにオイディプス王は激昂する。そして、「お前こそあの事件の犯人だ。」と言う。

あらぬ疑いをかけられテイレシアスはついに真実を喋る。「この地を汚す不浄の罪人、それはあなただ。」

先王の殺害者は自分だといわれ、何かの陰謀だと思い、次に王妃の弟クレオンを疑う。
クレオンがテイレシアスを呼んだからだった。

当然クレオンも身の潔白を主張する。

【転】そこへ王妃イオカステがやって来た。オイディプス王は自分が犯人だと言われたことを王妃に話すが、
王妃はオイディプスに心を安らかにしてもらおうと思って言う。「先王ライオスは自分の子供に殺されると予言されたが、そんなことは起こらなかった。三叉路で盗賊に殺されたのだから。」

これを聞いてオイディプスは不安になる。彼も三叉路で老人を殺していたからだ。
あぁ、この呪いを自分自身にかけてしまったのか!?

物語は犯人探しから一転、オイディプスの自分探しへと発展する。

その後コリントス王(育ての親)が亡くなった知らせを聞くが、同時にオイディプスはコリントス王とは血が繋がっていないことを知らされる。

出生の秘密を知らされて、自分は何者なのか、と考えるようになる。

【結】とうとう恐ろしい真実は明らかになる。生後間もないオイディプスを助けた羊飼いが、オイディプスは先王ライオスの息子だと告白するのだ。
衝撃の事実にイオカステは自害、オイディプスはイオカステが身につけていたピンで自分の両目を刺した。
--おわり--


アリストテレスは悲劇において最も人の心を動かすのは「逆転」と「認知」だと言っているそうです。
『認知のもっともすぐれているのは、《オイディプス王》における認知のように、それが逆転と同時に生じる場合である。』アリストテレス「詩学」より

解説者の方も言っておられましたが、
この、最後にオイディプスが”目を突いた”ことによって盲目となり、かつて盲目の預言者に対して「私には見えた、お前が犯人だ」と言ったことのコントラストがすごいですね。

現代の人が読んでも価値観が理解できる話っていうところがなによりもスゴイ、と感じるバナミでした。


ではでは今日はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました。

今日もお読みいただきありがとうございました。
このブログに応援をお願いいたします。
あなたのポチを励みに更新してまいります^^


にほんブログ村 シニア日記ブログ 50歳代へ

スポンサーサイト
いつもお読みいただきありがとうございます。あなたの応援が更新のはげみになりますにほんブログ村 シニア日記ブログ 50歳代へ
にほんブログ村
コメント
非公開コメント

にほんブログ村 シニア日記ブログ 50歳代へ
にほんブログ村

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。