ギリシャ悲劇の傑作 続編があった!?? - 50代のおばはんアンテナ

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ギリシャ悲劇の傑作 続編があった!??



先週いい具合に終わったので、それでおしまいのお話だと思っていたら、
続編なるものがあったようです!作者ソポクレスが最晩年に書いた作品です。

ソポクレスの死後 紀元前401年初演で、オイディプスの最期の一日を描いたものです。
旅の途中は一切割愛されて、いきなり最期の日、、、です。


盲目となって国を追われたオイディプスが人生の最後に辿り着いた境地・・・
現代に通じるメッセージとは・・・



オイディプスも晩年になり、本当の自分を見て第二の人生が始まるわけです。

娘アンティゴネに手をひかれ、物乞いに身をやつしていたオイディプスですが、
やがて二人はアテナイ郊外のコロノスという地にたどり着きます。(コロノスはなんと作者ソポクレスの故郷だそうです。)

そこへ一人の男がやってきて、
「ここは神聖な場所、直ちに出て行け」
そして、「ふれることもならぬ、住むこともならぬ土地、怖ろしい女神たち、
大地と闇との娘御(むすめご)たちのものなのだ。」と言います。

これを聞いてオイディプスは「おれの不幸な生涯を閉じるべきはここなんだ」と確信するのです。

そうしているところへいろんな立場の人が訪ねてきます。
オイディプスはそういった人たちの話を聞くうちに、自分の身に起きたことを冷静に見られるようになっていきました。

物事を本当に客観的に見据えている人は、利害関係のある大人の事情など関係なく、
正しいことを言えるわけですが、
この時のオイディプスは、国から追放されていたがために利害関係から完全に自由になっているので、
まさしく自由な立場に立ち心眼が開いたのです。

さて、訪ねてきた人たちの言い分はどんなものだったのでしょう。

娘イスメネは、息子たちが王位争いをしており、守護神となったオイディプスを自分の側に引き入れようと企んでいることを話します。それを聞いたオイディプスは激しく怒ります。「私が追われているときには見向きもしないでいたくせに!」と。

そしてそのあと訪ねてきた息子のポリュネイケスに対して「かの町をお前が覆すことはない。その前に御前と兄弟は同じく血にまみれてたおれるだろう。」と告げます。

オイディプスはこの世を去る場所が決まり、そこで娘たちにそれまでのお礼を述べて、「お前たちへの愛情はなにものにもまさる深いものだ」と告げます。
テセウス以外の人々をそこから立ち去らせ、人々が振り返ると、そこにオイディプスの姿はありませんでした。
オイディプスはアテナイの地で守り神となることを選んだのです。


あらすじはこんなところです。


どうでしょうか?メッセージ性は感じられましたか?
ソポクレスの作者の祈りや願いが感じられたのではないかと思います。

戦う兄弟どちらも血にまみれて死ぬ、といったところでは、戦争するものはどちらもバカなんだ、というようなメッセージがあるようですね。
ソポクレスの生まれた土地の守護神になるなんていうところは、作者の平和への強い願いが感じられますね。
自己中心主義はやめて究極の幸せを求めるというようなことも感じられます。

人と人の信頼関係や合いが世界を守るものなんだ、ということなんですね。

今月の100分de名著もよかったです。大変勉強になりました。
来月は「日本の面影」、小泉八雲ですよぉ~!楽しみぃ~~


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